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新しく家を建てようという方の多くが、工法についてのこだわりを持っていません。 というよりも、どういう工法があるのか分からないという方が正しいでしょう。 まずは工法を選んで、その工法が得意なハウスメーカーなり、工務店を選択していくのが 正しいのですが、一番先に坪単価で選び、モデルハウスのデザイン、仕様、もしくは ネームバリューだけで施行するハウスメーカーや工務店を選択してしまっているのが 現状です。そうなると工法もメーカーや工務店の言いなりで決められてしまいます。 それでは困りますので、ここでは代表的な在来工法と2×4工法の解説を します。何がどう違うのか、是非、頭に入れておいて下さい。 1、木造軸組工法(在来工法) 土台・柱・梁と筋交いなどで構成されて、全ての工法の中で最もレイアウトが自由に 出来ます。基本的には筋交いで耐震強度を上げるのですが、最近では壁面に合板を貼り、 2×4並みの耐震強度を兼ね備えたものもあります。職人の腕の良し悪しで建物の出来が 大きく違うという側面もありますが、最近では木材の刻みも工場でコンピューター制御 された機械で加工されます。これをプレカットと言いますが、職人の腕が問われる要素が 少なくなってきていると言えます。使用する木材を自由に選べるというメリットが 大きいです。 2、2×4工法 2インチ×4インチの部材と構造用合板を使用して、壁面で耐震性を確保する工法です。 使用される木材の種類もある程度制約があり、加工しやすいスプルスという木材が多く 使われますが、非常に柔らかい木材ですので、耐久性に疑問が残ります。また、壁面で 建物を支えますので、窓等の開口部に制約が出てきます。基本的に工期は短く、コストを 抑える事が出来ますが、職人の腕はそれ程要求されません。若い職人さんが多いですが 業界では、大工になれない職人が2×4の職人になるんだなどと良くない噂もあります。 在来工法、2×4工法、それぞれに長所、短所はありますが、健康住宅という観点から 考えてみると、2×4工法には致命的と言えるデメリットがあります。それは、集成材、 構造用合板を多用しなければならないという点です。 健康住宅という観点からすれば、使用する木材にはこだわりたいものです。 後で述べますが、無垢材(加工していない木材)を使用していなければ、本物の健康住宅 とは言えないと私は思います。 ですから健康住宅を建てたいならば、在来工法の方がより良いという事が言えるでしょう。 |