平成15年9月28日

------------------------------------------------------------------
■ホームページ更新のお知らせ

メールマガジンのバックナンバーをホームページから閲覧出来る様にしました。
また、Q&Aのページを読みやすいようにレイアウトを変えて内容も一部追加
しましたので、よろしかったら御覧下さい。
------------------------------------------------------------------
■コラム・・・『結露について』

雨の日に車の暖房をかけると、窓ガラスが曇る。または暑い夏に冷たい飲み物
を入れたグラスの外側に水滴が付く。こういった現象を結露と言いますが、
結露の発生メカニズムは意外に複雑です。ポイントは湿気と空気の温度の関係
なのですが、簡単に言うと、湿気を含んだ空気が冷やされて結露が起きます。
ある一定温度の空気の湿度が100%になった時点を露点と言いますが、この
露点よりも温度が低くなると結露が起こります。例えば室温25℃の露点もあれば
室温10℃の露点もあるのですが、室温が高い程、含む水蒸気は多くなります。

誤解している方が多いと思いますが、住宅内の結露は冬場にだけ発生する訳
ではありません。極端な話しですが、室温25℃が露点の場合、室温が1℃
下がっただけで結露が発生します。つまり、夏場にも結露は発生し得るという
事なんですね。代表的な例で言えば、地下室などの結露が挙げられます。
夏場の空気は高温になり、湿気を大量に含む事が出来ます。その空気が
室温の低い地下室に流れ込めば露天が高いので、それ程温度が低くなくても
結露してしまうのです。夏に発生する結露を夏型結露と言いますが、夏型の
場合には換気する事は逆効果になります。屋外の方が湿度が高いので、換気
すればするほど、結露してしまいます。夏型結露の対策は除湿です。除湿機や
珪藻土などで水蒸気を取り除く事が重要です。

それでは、冬場に発生する結露の対応方法をいくつか挙げてみようと思います。
1、窓ガラスの結露
最も結露しやすい場所ですが、問題はガラス表面の温度が低い事と、寒いので
換気が疎かになり、室内の水蒸気量が上昇してしまう事です。
サッシを断熱サッシに出来れば一番いいのですが、そうでない場合は、雨戸を
早めに閉めてガラスが冷えないようにする事。カーテンや障子は逆に暖気を
遮ってしまうので、雨戸を閉めたら開けておく。湿度を上げる要因を考えて、
極力排除する。ストーブの上にやかんでお湯を沸かさない。料理の後はしばらく
換気扇をつけておく。風呂の湯は使い終わったらすぐに流す。湯上りに裸で

ウロウロしない。などなど、考えられる原因はたくさんあります。基本的に、窓
ガラスの結露はしょうがないとあきらめている人が多いですが、結露している
時は、空気が悪いという事ですから、十分な換気を心掛けましょう。

2、押入の結露
外壁に面した押入などは特に結露しやすいですが、基本は同じく湿気を多く
含んだ空気を冷やさないという事です。と言うことは、やはり除湿を心掛け、
押入の扉を少し開けておいて温度を上げるという事も有効です。それと、中に
収納する荷物や布団を壁面から最低2cmは離して通気の為の空間を作る事も
重要です。また、床に直接布団などを置くのではなく、スノコなどを敷いてから
置くのもいいでしょう。長い事使わない布団は乾燥機にかけて、圧縮収納するの
も効果的です。

3、浴室の結露
浴室は基本的に水を使う場所なので、結露とは言えませんが、いつまでも濡れた
状況のままではカビが発生して健康的に良くありません。ですので、先にも書き
ましたが、使い終わった湯はすぐに捨てる事。家族で入れ替わり入浴する場合
には、必ず湯船にフタをする事。換気扇は乾燥するまで付けておく位の気持ちで
いるといいでしょう。また、入浴が終わった後に、冷たいシャワーを床や浴槽に
かければ、いつまでも湯気が立ち上る事を防ぐ事が出来ます。

4、台所の結露
台所は浴室に次いで多くの水蒸気を発生する場所ですから、料理をする時に
発生する水蒸気を効率的に排出する事が重要です。最近はITクッキングヒーター
などが普及してきて、燃焼による空気の汚れを防ぐ事が出来る様になりましたが、
逆に燃焼による上昇気流が弱くなり、換気扇で捕集できる水蒸気や油煙が、
室内側に流出する割合が多くなります。ですので、IHクッキングヒーターを使用
する場合には、低い位置に壁面の換気扇を設置する事も大切ですし、窓を開放
して、換気する事も重要です。基本的には料理が終わってもしばらくは換気扇を
付けたままにしましょう。


結露が生じるのを建物の欠陥のせいだと言う人もいますが、基本的には今の
住宅というのは、昔よりも気密が高いです。意識的に換気しなければ結露して
しまいますから、住み手の問題でもあります。気密が高いならば、高断熱に
すれば結露は生じないでしょうという意見も正しいですが、高気密、高断熱だか
ら、換気をしないでもいいという訳にはいきません。繰り返しますが、結露が
発生する時は室内の空気が淀んで汚れているという証拠です。断熱で結露の
発生をカバーしても、意味は無く、逆に体に悪いという事を忘れないように
しましょう。


------------------------------------------------------------------
■編集後記

前回のコラム「ダニ対策」で水フィルター式掃除機の事に軽く触れましたが、
読者の方から、「値段が高いと聞いていますが、値段はいくら位でしょか?、
どこのメーカーがいいでしょうか?」という質問がありましたので、私が調べた結果
なのですが、お奨め出来る掃除機の情報をお知らせしようと思います。
今までは、水フィルター式掃除機というと、訪問販売などで30〜40万円という
高価な値段で売られていました。所が、最近はインターネットの普及で、かなり
お手ごろな商品が手に入るようになりました。国内では日立が出していますが、
私のお奨めはイタリア製のハイドラという商品名のものです。価格は色々調査した
結果、39,800円というのが一番安かったですね。見た目はなんとも安っぽいの
ですが、性能が凄く、なんと、ボーリングの玉を吸引して持ち上げる程のパワーが
あります。当然音も大きいですが、水フィルターを通して排気されますので、
クリーンな空気が出てきます。吸い込んだダニを根こそぎ排除するには、従来の
フィルター式掃除機では不可能です。家族の健康の事を考えれば、検討する価値は
あるのではないでしょうか?

ハイドラ 水フィルター式掃除機 で検索すればいくつか販売している所が出て
くると思いますが、下記に販売している会社のHPのアドレスを書いておきます。

http://www.rakuten.co.jp/oshaula/140424/140553/


                                    記事編集者:田中 剛

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★

(株)栄光ホーム 代表取締役 田中 久之
〒333−0842
埼玉県川口市前川2−3−26
TEL:048−266−3399
FAX:048−266−3352
URL:http://www.eikoh-home.com/
E-mail:info@eikoh-home.com




                                                
前のページに戻る